栄養士さん

高血圧が引き起こす臓器障害

人間の体のバランスや病気の因果関係と言うのは全くもって正直な反応をするものです。
いわゆる高血圧に関係する臓器障害の例を高血圧症を原因として起こる合併症としてみると、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血、狭心症・心筋梗塞・心肥大・心不全、蛋白尿・慢性腎臓病・腎不全、眼底出血・網膜静脈閉塞症・大動脈解離・大動脈瘤・末梢動脈疾患などが上げられ、主に血管が関係する部分にその影響が大きくなります。
これら血管や血液を多く扱う臓器と高血圧症との関係は卵が先か鶏が先かの状況に近くなります。

それは、例えば血管に係るトラブルを見てみると、血管が柔らかく収縮性に富み血管が詰まっていなければ血液はスムーズに流れるため心臓は敢えて血圧を高くして血液を押し出さなくても済みます。
ところが、血管がコレステロールなどで詰まり、柔軟性が失われ硬くなってくると、末梢まで血液を届けるためには心臓から吐き出す血圧は高くなります。

血圧が高くなれば出血を防ぐために血管の壁は厚くなっていきます。
また、臓器にかかる血圧の許容範囲は意外に狭く、その影響を顕著に受けるのは腎臓です。
血液から不純物を濾しとる腎臓は血圧がなければ機能しません。
反面、血圧が高すぎると濾しとるフィルタを守るために正常に機能しなくなります。
こういうバランスを崩してしまっている状況が高血圧な状況と言えるのです。

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